XMは最大1,000倍のレバレッジでトレードできる海外FX業者です。
レバレッジが高ければ高いほど大きなリターンを狙えるチャンスがある一方で、大きく資金を減らしてしまうリスクがあるのも事実です。
そのようなリスクからトレーダーを守ってくれるのがゼロカットシステムです。
- XMのゼロカットシステムの特徴
- XMのゼロカットが執行されるタイミング
- XMのゼロカットが執行される条件
- XMのゼロカットが執行されない条件
- XMのゼロカットシステムの注意点
- XMのゼロカットシステムのデメリット
- XMのゼロカットに関するよくある質問と回答
そこでこの記事では、XMのゼロカットシステムの基礎知識から注意点まで詳しくまとめています。
ゼロカットの仕組みや特徴を理解して、より有意義で先につながるトレードスタイルを確立しましょう。
なお、XMで口座開設したことがない方は、XMの口座開設方法まとめを参考にして、まずは口座開設してみましょう。
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XMのゼロカットシステムの特徴
XMのゼロカットシステムの主な特徴は以下の8つです。
- ゼロカットシステム=追加証拠金 (追証) の発生を防いでくれる
- ゼロカットの執行には事前登録や申請が不要
- 損失は最大でも入金額までに抑えられる
- 強制ロスカットがあるためゼロカットはほぼ執行されない
- ゼロカットは口座ごとに執行される
- ゼロカットはすべての口座タイプで執行される
- ゼロカットはすべての銘柄で執行される
- ゼロカットの執行が早い
それぞれ順に解説していきます。
ゼロカットシステム=追加証拠金 (追証) の発生を防いでくれる
ゼロカットシステムとは「追加証拠金(追証)の発生を防ぐためのシステム」です。
証拠金以上の損失が発生しても、XMが口座残高をゼロにリセットしてくれるため追加証拠金(追証)が発生しないという仕組みです。
FXで借金を抱えてしまうケースの大半が、大きな損失額に対する追証が支払えないというものです。
さらに追証が払えなければ、財産や給料も業者に差し押さえられるリスクがあります。
日本のFX業者を利用する場合、ゼロカットシステムを採用していないので、どうしてもこれらのリスクつきまといます。
一方で、XMはゼロカットシステムを採用しているため、追証が発生したり損失額が大きすぎて借金してしまうようなリスクは0です。
ゼロカットの執行には事前登録や申請が不要
XMのゼロカットは、事前登録や申請なしで執行されます。
ゼロカットが執行されていないとき(残高がマイナスになっているとき)でも、追加入金をしたタイミングで、XMにて自動的にゼロカットを執行してくれます。
損失は最大でも入金額までに抑えられる
XMを利用した場合、追加証拠金(追証)が発生しないので、どれだけ相場が急変しても入金額以上の損をすることがありません。
例えば日本のFX業者では、10万円を入金してトレードした結果20万円の損失がでると、入金額10万円+追証10万円の合計20万円を失うことになります。
つまり、入金額以上に損失が発生します。
しかし、XMの場合は、同じように10万円を入金してトレードした結果20万円の損失が発生しても、入金額の10万円を失うだけです。
残りの10万円の損失はXMがゼロカットシステムの元で負担してくれます。
入金額以上の損をすることがないので、借金のリスクはゼロです。
強制ロスカットがあるためゼロカットはほぼ執行されない
口座残高がマイナスになった場合はゼロカットが執行されますが、ゼロカットシステムが執行されることは実は少ないと言えます。
それは口座残高がマイナスになる前に「証拠金維持率20%以下」で、強制ロスカットが執行されるからです。
以下の記事でも詳細を説明していますが、XMでは証拠金維持率が20%以下になると、強制ロスカットが執行されます。
この強制ロスカットが間に合わないほど、相場が大きく変動した場合のみゼロカットが執行されます。
つまり、XMでは強制ロスカットとゼロカットの2段構えでトレーダーの資金を守っています。
これならハイレバレッジを生かして安全に取引ができます。
ゼロカットは口座ごとに執行される
XMのゼロカットは口座ごとに執行されます。
XMでは1アカウントごとに最大8つの複数口座を保有することができますが、別の口座から資金が補填(ほてん)されることはありません。
ゼロカットはあくまでもその口座内で執行されるので安心しましょう。
ゼロカットはすべての口座タイプで執行される
XMのゼロカットは「マイクロ口座」「スタンダード口座」「ゼロ口座」「KIWAMI極口座」のすべてで執行されます。
そのため、どの口座タイプを利用していても追証のリスクがありません。
ゼロカットはすべての銘柄で執行される
XMのゼロカットは、XMで取り扱っているすべての商品(為替・貴金属・仮想通貨・株価指数・エネルギー)で執行されます。
そのため、為替にかぎらずどの銘柄でも追証のリスクなしで取引が可能です。
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XMのゼロカットが執行されるタイミング(ゼロカットを早める方法)
XMのゼロカットがどのタイミングで執行されるかについて解説していきます。
結論から言うと、マイナス残高のリセットに明確なタイミングはありません。
XMとしても、どのタイミングでゼロカットを執行するかを公表していないからです。
筆者の経験上、即日にゼロカットされることもあれば、数日経ってからゼロカットされることもあります。
XMのゼロカットを早める方法
XMのゼロカット執行を早める方法があります。
具体的には以下の3つの方法です。
- マイナス残高口座へ入金する
- マイナス残高口座へ資金移動する
- XMポイントを現金に交換する
これらを実施すると、ゼロカットが執行されます。
マイナス残高口座へ入金する
XMでは、マイナス残高口座へ入金するとゼロカットが執行されます。
XM口座への入金手順は以下のとおりです。
- XMの会員ページにログインする
- 「資金の入金」をクリックする
- 入金方法を選択する
- 入金額を入力して入金を完了させる
入金の手続きが完了したタイミングで、マイナス残高がリセットされます。
残高リセットは入金反映の前に行われるため、入金額がマイナス分の補填に利用されることはありません。
マイナス残高口座への資金移動
XMでは、マイナス口座へ資金移動したタイミングでゼロカットが執行されます。
XMの口座への資金移動手順は以下のとおりです。
- XMの会員ページにログインする
- 「資金振替」をクリックする
- 入金口座IDと入金額(JPY)を入力する
- リクエストを送信して、資金移動を完了させる
XMでは、最大8つまで複数口座を開設することができます。
そして、各口座間で資金移動ができるので、複数口座に残高があればいつでもマイナス残高をリセットできます。
XMの追加口座は無料ですぐに開設できるので、まだ開設していない方はこの機会に開設してみてください。
XMポイントを現金に交換する
XMでは、XMポイント(XMP)を現金に交換することで、マイナス残高をリセットできます。
XMポイントを現金に交換する手順は以下のとおりです。
- XMの会員ページにログインする
- 画面右上の「ロイヤリティポイント」をクリック
- XMポイントのページで「今すぐ交換」をクリック
現金ではなく、ボーナス(クレジット)に交換すると、マイナス残高の補填に利用されるので注意してください。
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XMのゼロカットが執行される条件とルール
ここでは、ゼロカットがどのような順序で執行されるかについて解説していきます。
- まずは証拠金残高のマイナス分をボーナスで相殺する
- 証拠金残高がマイナスになってからゼロカットが執行される
- 全ポジションを解消してからゼロカットが執行される
- 最速でゼロカットを執行させるには追加入金を行う
順に解説していきます。
まずは証拠金残高のマイナス分をボーナスで相殺する
実際にXMの口座でトレードしていて、損失が発生してしまったとします。
このとき、口座内にボーナスがある場合は残高以上のマイナス分をボーナスで相殺します。
例として、口座残高10万円+ボーナス10万円の口座で取引していたときに、それぞれ10万円と20万円の損失が出てしまったら残高は次のようになります。
証拠金+ボーナス | 損失が10万円のとき | 損失が20万円のとき |
---|---|---|
証拠金10万円 | -10万円 | -10万円 |
ボーナス10万円 | 10万円(そのまま) | -10万円 |
最終的な残高 | ボーナス10万円のみ残る | 0円(証拠金ボーナスともに0となる) |
トレードで発生した損失はまず証拠金から相殺されることを覚えておきましょう。
証拠金で損失を払いきれないときにボーナスが減ります。
証拠金残高がマイナスになってからゼロカットが執行
XMで取引した結果、損失が証拠金残高とボーナスの合計額を超えていた時に、ゼロカットが執行されます。
ゼロカットは、証拠金残高がマイナスになってから自動で執行されます。
口座内にボーナスがない場合も同様で、ゼロカットシステムが発動して口座残高が0になります。
全ポジションを解消してからゼロカットが執行される
XMでは、ポジション保有中にゼロカットシステムが執行されることはありません。
相場が急変動してポジション保有中に口座残高がマイナスになっても、そのポジションを決済してからでないとゼロカットシステムは発動しないルールとなっています。
最速でゼロカットを執行させるには追加入金を行う
ポジションがすベてなくなっていてマイナス残高になっているとき、トレーダーとしては早くゼロカットしてほしいものです。
ゼロカットしてもらえれば、また新たにトレードを始めることができるからです。
そんなときは、口座残高がマイナスの状態で追加入金を行いましょう。
それが最も早く、ゼロカットを執行させる方法となります。
入金するときは、すべてのポジションが決済されていることを確認してから入金しましょう。
XMでは最低入金額が500円に設定されているので、もし不安な方は少額で入金してみましょう。
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XMのゼロカットが執行されない条件
XMでゼロカットが執行されない条件は以下のとおりです。
- 有効証拠金がマイナスになっていない
- 規約違反をしている
順に解説していきます。
有効証拠金がマイナスになっていない
XMのゼロカットは有効証拠金がマイナスになって初めて執行されます。
そのため、未決済ポジションで含み益が発生していると、たとえ口座の残高がマイナスでも有効証拠金がプラスになっている可能性があります。
そのためゼロカットが執行されない場合は、すべての保有ポジションが決済されているかどうかをチェックしてみてください。
規約違反をしている
XMでは規約違反をしていると、ゼロカットの執行が行われない可能性があります。
XMで禁止事項・規約違反になる行為は以下のとおりです。
- 同一人物による複数アカウントの作成
- 同一IPアドレスから複数アカウントへのアクセス
- 複数口座間・複数FX業者間での両建て
- 友人や知人間での両建て
- 窓埋めのみを狙ったトレード
- 裁定取引(アービトラージ)
- 接続遅延やエラーを狙った取引
これらは必ず守ってトレードしましょう。
XMの禁止事項や規約違反については、以下の記事で詳細をまとめているので参考にしてみてください。
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XMのゼロカットに関する注意点
XMのゼロカットについて、知っておくべき注意点がいくつかあります。
- ゼロカットが執行されても他口座への影響はない
- 口座残高がマイナスのときに入金しても入金額は減らない
- ゼロカットシステムを悪用した両建ては利用規約違反
それぞれ順に解説していきます。
ゼロカットが執行されても他口座への影響はない(複数口座利用時も安心)
XMのゼロカットは、アカウント単位ではなく口座ごとに実行されます。
XMでは追加口座を開設して複数口座でトレードできますが、ゼロカットシステムは他の口座に影響しません。
例えば、口座Aと口座Bを運用していて、口座Aはマイナス残高・口座Bは10万円の利益が出ているとします。
この場合、口座Aではゼロカットが執行されますが、口座Bの10万円の利益はそのまま残ります。
この性質を利用して、口座Aをハイリスクハイリターン用の口座、口座Bで堅実に稼ぐ口座として運用することもできます。
XMで追加口座を開設する手順や、複数口座の運用メリットや注意点は以下記事で詳しく解説しています。
口座残高がマイナスのときに入金しても入金額は減らない
続いての注意点は「口座残高がマイナスのときに入金する際は注意が必要」ということです。
口座残高がマイナスでポジション保有なし | 入金額は全額口座に反映される |
口座残高がマイナスでポジション保有あり | 入金額はマイナス分の補填に充てられる |
上記の表のとおり、口座残高がマイナスでポジションを保有していないときは特に問題ありません。
注意すべきは、口座残高がマイナスでポジションを保有しているときです。
その場合は、せっかくの入金資金がマイナス分の補填に充てられてしまいます。
入金したのに結局ゼロカットされたとならないように、入金する場合は、すべてのポジションを決済してからをおすすめします。
ゼロカットシステムを悪用した両建ては利用規約違反
最後の注意点は、「ゼロカットシステムを悪用した両建ては利用規約違反」であるということです。
具体的に言うと、「XMの複数口座間での両建て」や「他業者を利用した両建て」がこれにあたります。
例えば、以下のようなポジションを持つと規約違反とされます。
- 口座A:10万円入金、ドル円のロングで10万通貨ポジションを保有
- 口座B:10万円入金、ドル円のショートで10万通貨ポジションを保有
上記の状態で、取引時間外に200pips動いたとすると、口座Aは-10万、口座Bは+30万の状態になります。
口座Aではゼロカットが執行されますが、口座Aの損失は入金していた10万円のみになります。
一方で、口座Bでは20万円の利益が出ているので、実質ノーリスクで10万円の利益を得ることができてしまいます。
このような両建て取引はXMでは禁止されています。
口座凍結等につながる可能性もあるので、くれぐれも注意しましょう。
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XMのゼロカットシステムのデメリット
XMのゼロカットシステムに何かデメリットがあるのか気になる方もいると思います。
結論から言うと、ゼロカットシステム単体にデメリットはありません。
国内業者では当たり前に存在する「追証(追加証拠金)」という制度がないおかげで、借金のリスクがゼロなのは大きなメリットです。
筆者も過去に国内業者を利用していたときは、追証で辛い経験をたくさんしてきました。
ですが、XMをはじめとした海外業者を使ってからは、その不安が完全に解消されました。
もしゼロカットに関連した注意点があるとすれば、その安心感からリスクを軽視したトレードをしがちになる点ぐらいだと思います。
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XMのゼロカットに関するよくある質問と回答
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XMのゼロカットのまとめ
今回はXMのゼロカットシステムについて解説しました。
XMでは、強制ロスカット+ゼロカットシステムという二段構えで、トレーダーが大きな損をしてしまうことを防いでくれます。
入金額以上の損をすることはない、つまり「借金を背負うことはない」という安心感を持ってトレードできるのはとても魅力的です。
最大1,000倍のレバレッジや各種ボーナスも活用して、ぜひ資金を増やしてみてください。
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