XMのゼロ口座を徹底解説｜メリット・デメリット・注意点を解説

XMでは、最小0pipsのスプレッドが特徴の「ゼロ（Zero）口座」を開設することができます。

ただし、ゼロ口座の特徴や取引条件はスタンダード口座やマイクロ口座と大きく異なります。

そこで、今回はXMが提供している「ゼロ口座」の特徴・メリット・デメリットについて解説します。

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XMのゼロ口座のメリット

XMのゼロ口座の主なメリットは以下の通りです。

それぞれ順に解説していきます。

最小0pipsのスプレッドで取引できる

XMのゼロ口座はとにかくスプレッドが狭いです。

最小0pipsで取引できる口座タイプは、XMではこのゼロ口座だけです。

スプレッドは商いが薄い時（月曜日の朝や土曜日の朝など）や経済指標の発表前後に広がる傾向にあるため、常に0〜0.1pipsのスプレッドで取引できるわけではありません。

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口座開設ボーナスを利用できる

XMでは、ゼロ口座を新規開設すると、13,000円分のボーナスを証拠金として受け取れます。

この13,000円分のボーナスを利用すれば、ゼロ口座をリスク0で試すことができます。

他の海外FX業者ではXMのゼロ口座と同じスペックの口座を開設しても、口座開設ボーナスが受け取れないため、XMならではのメリットと言えます。

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最低入金額500円でトレードができる

XMのゼロ口座は、最低入金額が500円に設定されています。

他社では、XMのゼロ口座と同じスペックを利用する場合、高額な入金が前提となるケースもあります。

そのため、500円という小額で狭いスプレッドの口座を利用できるのは、XMのゼロ口座のメリットです。

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XMのゼロ口座のデメリット

XMのゼロ口座の主なデメリットは以下の通りです。

順に説明していきます。

往復10ドルの取引手数料が発生する

XMのゼロ口座では、スプレッドが狭いかわりに往復10ドルの取引手数料が発生します。

他の海外FX業者でも同様の口座タイプを提供していますが、その中でもXMの取引手数料は高めに設定されています。

入金ボーナスの対象外である

スタンダード口座とマイクロ口座では入金ボーナスが受け取れますが、ゼロ口座では一切受け取れません。

特に初心者の方にとって、入金ボーナスを活用できないのはデメリットと言えます。

一方で、スタンダード口座でトレード経験がある方が、スキャルピング目的でゼロ口座を利用する場合などはそこまで気にならないはずです。

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XMポイント（XMP）の対象外である

XMでは、取引するだけでポイントが貯まるXMロイヤリティプログラムという制度があります。

その制度によって、スタンダード口座やマイクロ口座では取引すると「XMポイント（XMP）」が貯まっていきます。

ですが、ゼロ口座はロイヤリティプログラムの対象外となっており、いくら取引してもXMポイントが貯まりません。

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取扱銘柄が少ない

スタンダード口座・マイクロ口座に比べ、ゼロ口座は取引できる銘柄が少ないです。

具体的には、XMのゼロ口座は、ゴールド・シルバー以外のCFD取引に対応していません。

株式指数や仮想通貨などのCFD取引を行いたい方は、スタンダード口座の開設をおすすめします。

最大レバレッジが500倍である

XMのスタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座は、最大レバレッジが1,000倍です。

一方で、ゼロ口座の最大レバレッジは500倍です。

最大レバレッジは高ければ高いほど少ない証拠金で取引ができるため、最大レバレッジ1,000倍で取引したい方にはデメリットとなります。

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XMのゼロ口座の通貨ペアとスプレッド一覧

XMのゼロ口座で取引できる通貨ペアのスプレッドを一覧で紹介していきます。（表の単位はすべて「pips」です）

XMのゼロ口座では、1ロットにつき片道5ドル（往復10ドル）の取引手数料が発生します。

そして、往復10ドルの取引手数料は1pipsに相当するため、平均スプレッドに1pipsを加えたスプレッドを「実質スプレッド」としています。

XMのゼロ口座でトレードできるのは、以上58種類の通貨ペアです。

XMのゼロ口座とスタンダード口座のスプレッド比較

最後に主要3通貨ペア（ドル円・ユーロ円・ユーロドル）について、ゼロ口座とスタンダード口座のスプレッドを比較してみます。（表の単位はすべて「pips」です）

上記のように、ゼロ口座とスタンダード口座を比較したとき、取引手数料を加味してもゼロ口座の方が低コストで取引できることがわかります。

XMのゼロ口座をおすすめするトレーダー

XMのゼロ口座は次のトレーダーに特におすすめできます。

スキャルピングトレードをする方

スキャルピングトレード、つまり数秒から数分単位でエントリーと決済を繰り返すトレードをする方には、ゼロ口座がおすすめです。

XMのゼロ口座は、取引手数料がかかりますが、それでもスタンダード口座やマイクロ口座よりもトータルのスプレッドが狭いからです。

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自己資金でトレードできる方

XMのゼロ口座は入金ボーナスの対象外口座です。

さらに、スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座と違って、最大レバレッジが500倍に制限されています。

そのため、自己資金でトレードできることが前提となります。

自己資金を使っても、スプレッドが狭い取引条件下でトレードしたい方にはゼロ口座がおすすめできます。

XMのゼロ口座の開設方法

XMのゼロ口座の開設方法を紹介します。

XMで初めて口座開設するという方と、すでにスタンダード口座などの他口座を開設済みの方に分けて解説します。

XMで初めて口座開設する方

まずはXMTradingの口座開設フォームを開きます。

氏名・電話番号などを入力していき、口座タイプで「XMTrading Zero(1ロット=100,000)」を選択します。

あとは必要情報を入力して口座開設を完了させるだけです。

続いて、本人確認を完了させると開設したゼロ口座に口座開設ボーナスが付与されます。

入金なしでトレードを始められるので、本人確認は忘れずに終わらせましょう。

「口座開設」と「口座有効化（本人確認）」の手順については、以下のページで詳しくまとめているので参考にしてみてください。

• 【2023年最新版】XMの口座開設方法と注意点を徹底解説
• XMの口座有効化の手順｜本人確認書類の提出方法と注意点を解説

XMで既に口座開設を終えている方

XMで既に口座開設済みの方は、追加口座を開設する形でゼロ口座を開設することになります。

まずはXMの会員ページにログインします。

ログインしたら「追加口座開設」をクリックします。

あとは口座タイプで「XMTrading Zero(1ロット=100,000)」を選択して、開設するだけです。

追加口座の開設方法の詳細は以下のページにまとめているので、参考にしてみてください。

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XMのゼロ口座を利用するときの注意点

XMのゼロ口座を利用するときの注意点は主に3つです。

順に解説していきます。

口座開設ボーナスのみ受け取れる

XMのゼロ口座は、入金ボーナスとXMロイヤリティプログラムの対象外口座です。

ですが、13,000円分の口座開設ボーナスは受け取れます。

そのため、XMで口座開設したことがない場合は、その口座開設ボーナスを使ってゼロ口座を試すことができます。

なお、ゼロ口座で口座開設ボーナスを受け取るまでの流れについては、XMの口座開設手順まとめで詳しく解説しています。

ゼロ口座に資金移動するとボーナスが消滅する

ゼロ口座を利用するとき、スタンダード口座やマイクロ口座の残高を、ゼロ口座に移動させたいという方もいるはずです。

資金移動は問題なくできますが注意が必要です。

それは、スタンダード口座やマイクロ口座から資金移動すると、反映されていたボーナスが0になる点です。

これは、ゼロ口座がボーナスの対象外だからです。

そのため、ボーナスが反映されている口座からゼロ口座には資金移動しないことをおすすめします。

ボーナスが消滅しても大丈夫な場合は問題ありません。

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通貨ペアのシンボル表記に「.」がつく

XMでは、以下の表のように口座タイプごとに通貨ペアのシンボル表記が異なります。

シンボルとは、通貨ペアの表示名のことです。

例えばドル円の場合、口座タイプごとのシンボル表記は次のとおりです。

上記のように、ゼロ口座で取引できるのは通貨ペアの末尾に「.」がついているものだけです。

MT4やMT5をダウンロードしたものの、「ゼロ口座で取引できない！」という方の多くは選択するシンボルを間違えています。

関連記事：XMの4つの口座タイプの違い｜おすすめ口座｜確認・変更方法について

XMのゼロ口座に関するよくある質問と回答

XMのゼロ口座の特徴は何ですか？

XMのゼロ口座は、最小0pipsの低スプレッドが売りの特徴です。

ただし、1ロットにつき片道5ドル（往復10ドル）の取引手数料が発生します。

XMのゼロ口座ではスワップポイントが発生しますか？

はい、XMのゼロ口座ではスワップポイントが発生します。

関連記事：XMのスワップポイントまとめ

XMのゼロ口座はボーナスキャンペーンの対象ですか？

XMのゼロ口座は口座開設ボーナスのみが対象です。

入金ボーナスとロイヤリティプログラムは対象外です。

XMのゼロ口座では両建て取引ができますか？

はい、XMではゼロ口座でも両建て取引が可能です。

ただし、認められているのは同一口座内での両建て取引のみなので、注意してください。

関連記事：XMは両建て禁止？ルール・注意点・禁止事項について徹底解説

XMのゼロ口座では、ビットコインなどの仮想通貨を取引することができますか？

いいえ、XMのゼロ口座ではビットコインをはじめとした仮想通貨の取引ができません。

関連記事：XMの仮想通貨（ビットコインFX）取引の特徴や注意点について

XMのゼロ口座では、ゴールドを取引することができますか？

はい、XMのゼロ口座ではゴールドを取引できます。

関連記事：XMのゴールド取引｜レバレッジ・スプレッド・注意点を解説！

XMのゼロ口座ではEAでの取引ができますか？

はい、XMのゼロ口座ではEA（自動売買システム）での取引が可能です。

XMのゼロ口座とKIWAMI極口座ではどちらの方がスプレッドが狭いですか？

XMのゼロ口座とKIWAMI極口座では、ゼロ口座の方がスプレッドは狭いです。

ですが、ゼロ口座は1ロットあたり10ドルの取引手数料がかかるため、トータルの取引コストはKIWAMI極口座の方が安いです。

関連記事：XMのKIWAMI極口座を徹底解説｜メリット・デメリット・注意点

XMのゼロ口座のまとめ

今回はXMのゼロ口座の特徴について解説しました。

ゼロ口座は、圧倒的な低スプレッドを活かしたスキャルピングに向いている口座と言えるでしょう。

入金ボーナスとロイヤリティポイントには対応していませんが、口座開設ボーナスは受け取れるので、初心者の方でも活用できます。

この機会に開設してみることをおすすめします。

関連記事：XM（XMTrading）の評判と口コミは？安全性・メリット・デメリットを徹底評価