XMの禁止事項・規約違反について解説【口座凍結や出金拒否に注意！】

XMで禁止事項を行ったり、利用規約に違反すると、口座凍結や出金拒否などのペナルティが課せられます。

禁止事項は複数あるため、あらかじめ把握してからトレードをすることをおすすめします。

そこで、この記事ではどういった行為が禁止事項に該当するのか、そして規約違反や禁止事項を行うとどうなるのかを徹底解説します。

この記事を読めば、XMで安心してトレードができるようになります。

なお、XMで口座開設したことがない方は、XMの口座開設方法まとめを参考にして、まずは口座開設してみましょう。

関連記事：XM（XMTrading）の評判と口コミは？安全性・メリット・デメリットを徹底評価

XMの規約違反・禁止事項一覧

XMで規約違反・禁止事項とされているのは主に以下の8つです。

順に解説していきます。

同一人物による複数アカウントの作成

XMでは口座開設は1人あたり1アカウントのみというルールです。

そのため、同一人物が複数のメールアドレスを使って、複数のアカウントを所有することは規約違反となります。

同一IPアドレスから複数アカウントへのアクセス

同一のIPアドレスから複数のアカウントにアクセスすると、規約違反になる可能性があります。

同じIPアドレスからアクセスすることで、同一人物が複数アカウントを運用していると見なされるリスクあるためです。

同一人物ではないことを証明するためにも、早めに本人確認手続きを完了させておきましょう。

本人確認をして、別人の口座であることを証明しておけば、同一人物とみなされることもほぼなくなります。

本人確認がまだの方は以下の記事を参考にして、早めに対応しておきましょう。

あわせて読みたい

XMの口座有効化の手順｜本人確認書類の提出方法・かかる時間・注意点を解説 XMTradingで口座開設した後、ボーナスを受け取ったり出金するには口座の有効化が必要です。 特に、13,000円分の口座開設ボーナスを受け取るためにも、口座の有効化は速…

複数口座間・複数FX業者間での両建て

XMでは、複数口座間での両建ては禁止されています。

これは主にボーナスの悪用を防ぐことが目的であり、XMだけではなく、他の海外FX業者でも違反行為としています。

また、XMとXM以外の業者を利用し、2社間での両建ても禁止されています。

行った場合は、両業者からペナルティを受け、出金拒否やアカウント凍結になる恐れがあるので注意しましょう。

友人や知人間での両建て

友人や知人同士で両建てをすることも禁止されています。

例えば、Aさんはドル円の買いポジションを持ち、Bさんはドル円の売りポジションを持つなどの行為です。

このような状態で経済指標などをむかえ、Aさんはロスカットされたが、Bさんは大きな利益が出た。

その利益をAさんとBさんで分け合うなどのパターンです。

XMのような海外FX業者は、ゼロカットされた口座のマイナス分を補填しなければなりません。

そのため、XMに限らず他の海外FX業者でもこういった取引のやり方は禁止されています。

このような行為をすると、取引履歴から不正行為がばれて規約違反となります。

窓埋めのみを狙ったトレード

XMでは窓埋めのみを狙ったトレードも禁止されています。

為替相場では、週明けに前週との価格の乖離である「窓」が発生することがあります。

その窓は、週明け後に埋めにいくことが多いのですが、窓埋めのみを狙ったトレードは規約違反になります。

もちろん、窓埋めを狙うこと自体は問題ないのですが、窓埋めのみを狙ったトレードを繰り返しているとペナルティを与えられる可能性があるので注意してください。

裁定取引（アービトラージ）

XMでは裁定取引（アービトラージ）が禁止されています。

裁定取引（アービトラージ）とは、2つの業者間の価格差を利用して利益を出すことです。

時に「さや取り」などとも呼ばれ、業者間の提示レートの差を利用して、利益を出す方法を指します。

例えば、以下のようにA業者とB業者の間で、ドル円のレートに差異があるとします。

• A業者：1ドル=145.5円
• B業者：1ドル=145.8円

この際に1ドルの価格に0.3円の差があるので、A業者でドルを買い、B業者でそのドルを売れば利益が出るというわけです。

アービトラージは、XMをはじめ多くの海外FX業者で禁止行為となっているので注意しましょう。

接続遅延やシステムエラーを狙った取引

XMでは、接続遅延やシステムのエラーなどを悪用した取引が禁止されています。

特に経済指標の発表などで相場が大きく動く時には、アクセスが集中して、接続遅延やレートエラーが発生することがあります。

こういったタイミングを狙ってトレードをすると、悪質な行為と判断される可能性があるので注意してください。

自己アフィリエイトでの取引

XMでは、自己アフィリエイトによる取引を禁止しています。

自己アフィリエイトによる取引とは、自分の管理するXMのアフィリエイトの紹介リンクから、自分自身が口座開設してトレードすることです。

自己アフィリエイトをすれば取引の一部を報酬として受け取れますが、、XMでは規約違反になりますので注意してください。

XMで規約違反・禁止事項に該当しない行為

XMで規約違反・禁止事項とされていない（認められている）行為を紹介します。

順に解説していきます。

同一口座での両建て

複数口座や複数業者を使っての両建ては禁止事項に該当しますが、同一口座内での両建ては認められています。

そのため、両建てを取引をしたい場合は、同一口座内で行いましょう。

両建ては「同一口座内でのみ認められている」ので注意しましょう。

XMの両建てについては、以下の記事で詳細をまとめているので気になる方は確認してみてください。

あわせて読みたい

XMは両建て禁止？ルール・注意点・禁止事項について徹底解説 XMでは、同一の口座内に限り、両建てが認められています。 一方で、複数口座を使っての両建てや、他社口座を使っての両建ては認められていません。 もしそれらを行った…

同一アカウントでの複数口座の開設

同一アカウントで複数の口座を開設するのは問題ありません。

XMでは、1アカウントで最大で8個の口座開設が認められているので、必要な方は追加口座の形で開設しましょう。

あわせて読みたい

XMの追加口座（複数口座）の開設方法・メリット・注意点を解説 XMには、同一アカウントで複数の口座を保有できる「追加口座」というシステムがあります。 追加口座は1アカウントで8つまで開設できるため、うまく活用することでトレー…

スキャルピング

XMではスキャルピングは禁止されていません。

そのため、短期間でのトレードを繰り返し実施しても問題ありません。

XMの公式サイトでも、以下のようにスキャルピングが可能であることがアナウンスされています。

また、スキャルピングに向いたゼロ口座やKIWAMI極口座も用意されています。

なお、XMのスキャルピングについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

あわせて読みたい

XMではスキャルピングが禁止？難しい理由・メリット・向いている口座タイプ・通貨ペアを解説 XMでは公式サイト上でスキャルピングを認めているため、安心して短期間でのトレードが可能です。 一方で、「XMはスキャルピングに向かない・難しい」といった評判がある…

EAでの自動売買

EAを利用した自動売買も禁止されておらず、利用が可能です。

MT5にEAを組み込めば、自動で取引ができるので、裁量取引以外でトレードしたい方はEAを使ってみましょう。

XMで規約違反・禁止事項を行うとどうなる？

XMで規約違反・禁止事項を行うと、以下のようなペナルティを受ける可能制があります。

順に解説していきます。

口座凍結や出金拒否される可能性がある

XMで禁止事項を行うと、口座が凍結されて、入金・出金・取引ができなくなります。

また、入金した金額や受け取ったボーナスもすべて没収される可能性があります。

あわせて読みたい

XMで口座凍結・口座休眠となる原因と解除方法について XMでは知らぬ間に口座が凍結されて、入金や取引ができなくなることがあります。 もちろん、何の理由もなくXMが口座を凍結することはありません。 口座凍結の原因はいく…

アカウントが削除される

最悪の場合はアカウントが削除され、ログインすらできなくなる恐れもあります。

XMの規約違反・禁止事項に関するよくある質問

XMで規約違反や禁止事項を行うとどうなりますか？

XMで規約違反や禁止事項を行うと、出金拒否・利益没収・口座凍結・アカウント凍結などのペナルティが課されます。

XMでは両建てが規約違反になりますか？

いいえ、XMは公式に両建て取引（同一口座内での両建て取引のみ）を認めています。

ただし、複数口座を使った両建てや、グループでの両建て取引は規約違反となります。

関連記事：XMの両建てルールまとめ

XMではスキャルピングが規約違反になりますか？

いいえ、XMはスキャルピング取引を公式に認めています。

関連記事：XMのスキャルピングまとめ

XMでは経済指標発表時のトレードは規約違反になりますか？

いいえ、経済指標発表時のトレードは禁止されていません。

ただし、経済指標発表時のみを狙ったハイレバレッジトレードは、ゼロカットシステムを悪用した取引として禁止されています。

関連記事：XMのゼロカットシステムの詳細・タイミング・注意点

XMでの規約違反・禁止事項に関するまとめ

紹介してきたように、XMには多くの禁止事項があります。

意図的でなくても、禁止事項を行うことで規約違反とみなされる可能性があるので、くれぐれも注意しましょう。