XMでは、エントリーできるロット数とポジション数に上限が設定されています。
それらを把握しておかないと、いざというときにエントリーできずトレードチャンスを失うことにもなりかねません。
- XMの最大/最小ロット数と最大ポジション数(口座タイプ別に紹介)
- XMのロット数と1pipsの損益計算方法
- XMで最大ロット数を保有するときの必要証拠金
- XMの最大/最小ロット数と最大ポジション数に関する注意点
- XMのロット数/ポジション数に関するよくある質問と回答
そこで、この記事ではXMの最大/最小ロット数と最大ポジション数について詳しく解説していきます。
なお、XMで口座開設したことがない方は、XMの口座開設方法まとめを参考にして、まずは口座開設してみましょう。
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XMの最大/最小ロット数と最大ポジション数(口座タイプ別)
XMにはマイクロ口座、スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座という4種類の口座タイプが存在します。
以下の表は、それらの口座タイプごとの最大/最小ロット数と最大ポジション数をまとめたものです。
口座タイプ | 最大ロット数 | 最小ロット数 | 最大ポジション数 |
---|---|---|---|
マイクロ口座 | 100ロット | 0.01ロット | 200ポジション |
スタンダード口座 | 50ロット | 0.01ロット | 200ポジション |
ゼロ口座 | 50ロット | 0.01ロット | 200ポジション |
KIWAMI極口座 | 50ロット | 0.01ロット | 200ポジション |
マイクロ口座では最大ロットが「100」、スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座では最大ロットが「50」に制限されています。
また、XMの最小ロット数はどの口座タイプでも0.01ロットです。
そして最大ポジション数も口座タイプ問わず200ポジションに制限されています。
以下でそれぞれの用語の意味と合わせて、詳細を解説していきます。
ロットとは?
ロット(Lot)とは、FXの取引通貨量の単位のことです。
もともとは製造業の用語ですが、「生産・販売の最小単位」という意味でFXでも利用されています。
1ロット (Lot) でエントリーしたときに、いくらの通貨を保有することになるかは口座タイプによっても異なります。
例えば、XMのマイクロ口座で1ロットエントリーしたときは1,000通貨、つまり1,000ドル (約10万円) 分のポジションを保有することになります。(単位はドルです。)
一方で、スタンダード口座・ゼロ口座・ KIWAMI極口座の通貨単位は10万通貨なので、1ロットで10万ドル (約1,000万円) 分のポジションを保有することになります。
最大ロット数 (ロット制限) とは?
最大ロット数(ロット制限)とは、1口座でエントリーできるロット数の上限を示したものです。
上限以上のロット数を保有することはできないため、マイクロ口座なら最大100ロット、スタンダード口座/ゼロ口座/KIWAMI極口座なら最大50ロットまでしか保有できません。
XMでは、「1ロット= 100,000通貨(10万ドル)」なので、「0.01ロット=1,000通貨」となります。
口座タイプに関係なく、最小1,000通貨から取引が可能となっています。
最大ポジション数とは?
最大ポジション数とは、同時に保有できるポジションの上限数を表したものです。
XMでは最大ポジション数がすべての口座タイプで「200まで」となっています。
こちらは以下のとおり、XMの公式サイトでもアナウンスされています。
同時に保有できるポジションは、すべての口座タイプにおいて最大で200となっています。
XMの公式サイトより
また、「200」という上限は、保有しているポジションだけでなく、指値注文(予約注文)も含めた注文数です。
つまり、実際に保有しているポジションが190で、予約注文が10の場合は、それ以上注文を出すことができなくなります。
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XMのロット数と1pipsの損益計算方法
XMで1ロットのポジションを持った場合、1pips(ピップス)変動するとどれくらい損益が発生するのかは気になるはずです。
それぞれ口座タイプごとに解説します。
スタンダード口座の1pipsの損益計算
スタンダード口座の1ロットは10万通貨、つまり10万ドル (1,000万円) 分のポジションを保有することになります。
スタンダード口座でドル円を1ロットエントリーしたときに、1pipsあたりの損益の変動額は次のとおりです。
pips数 | 損益変動額 |
---|---|
1pips | ±1,000円 |
10pips | ±10,000円 |
100pips | ±100,000円 |
上の表からも分かるとおり、為替レートが1pips動くと損益は1,000円動きます。
レートが100pips(1円)上下すると損益は10万円変動するため、資金を守るためにもロット管理が極めて重要になります。
ゼロ口座の1pipsの損益計算
ゼロ口座もスタンダード口座と同じです。
1ロット10万通貨、つまり10万ドル (1,000万円) 分のポジションを保有できます。
ゼロ口座でドル円を1ロットエントリーしたときの、1pipsあたりの損益の変動額は次のとおりです。
pips数 | 損益変動額 |
---|---|
1pips | ±1,000円 |
10pips | ±10,000円 |
100pips | ±100,000円 |
損益の変動額についてもスタンダード口座と全く同じです。
なお、ゼロ口座については、XMのゼロ口座についてでメリットやデメリットをまとめているので参考にしてみてください。
マイクロ口座の1pipsの損益計算
マイクロ口座の1ロットも1,000通貨、つまり1,000ドル (約10万円) 分のポジションを保有できます。
例として、マイクロ口座でドル円を1ロットエントリーしたときに、為替レートが1pips変動したときの損益変動額は以下のとおりです。
pips数 | 損益変動額 |
---|---|
1pips | ±10円 |
10pips | ±100円 |
100pips | ±1,000円 |
マイクロ口座は通貨単位がスタンダード口座の100分の1なので、変動する損益も100分の1です。
ドル円の為替レートが100pips(1円)動いても、損益は1000円しか変わりません。
KIWAMI極口座の1pipsの損益計算
KIWAMI極口座はスタンダード口座やゼロ口座と同じ1ロット10万通貨、つまり10万ドル (1,000万円) 分のポジションを保有できます。
KIWAMI極口座でドル円を1ロットエントリーしたときの、1pipsあたりの損益の変動額は以下のとおりです。
pips数 | 損益変動額 |
---|---|
1pips | ±1,000円 |
10pips | ±10,000円 |
100pips | ±100,000円 |
損益の変動額はスタンダード口座やゼロ口座と全く同じです。
KIWAMI極口座では、為替レートが1pips動くと損益は1,000円単位で変動します。
なお、KIWAMI極口座については、XMのKIWAMI極口座についてでメリットやデメリットをまとめているので参考にしてみてください。
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XMで最大ロット数を保有するときの必要証拠金
XMで最大ロットのエントリーをする場合、証拠金がいくら必要になるかを解説していきます。
例として、レバレッジ1,000倍でドル円(為替レートは約148円とする)のエントリーをするとき、最大ロット数を保有するのに必要な証拠金は以下ののとおりです。
口座タイプ | 最大ロット数 | 必要証拠金 |
---|---|---|
マイクロ口座 | 100 | 14,800円 |
スタンダード口座 | 50 | 740,000円 |
ゼロ口座 | 50 | 740,000円 |
KIWAMI極口座 | 50 | 740,000円 |
上記のように、マイクロ口座なら14,800円が証拠金としてあれば、ドル円で100ロットのエントリーが可能です。
ですが、スタンダード口座/ゼロ口座/KIWAMI極口座であれば、74万円以上の証拠金が必要となります。
なお、必要証拠金の計算はXMのホームページにある証拠金計算ツールでも確認することができるので、利用してみてください。
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XMの最大ロット数と最大ポジション数に関する注意点
XMの最大ロット数と最大ポジション数に関する注意点を解説していきます。
- 最大ポジション数は口座ごとではなく、アカウント単位でカウントされる
- ロット数によるレバレッジ制限が行われる
順に解説していきます。
最大ポジション数は口座ごとではなく、アカウント単位でカウントされる
XMでは1つのアカウント(メールアドレス)で8個の追加口座を開設できます。
ですが、口座を8個持っているからといって、200ポジション×8口座分の計1600ポジションを保有できるかというとそういうわけではありません。
最大ポジション数は1アカウント単位でカウントされるので、すべての口座の合計で200ポジションまでだと覚えておきましょう。
ロット数によるレバレッジ制限が行われる
XMでは、仮想通貨の取引のみロット数によるレバレッジ規制がかかります。
例えば、XMでビットコインを取引するときは、以下の表のようにロット数に応じて、最大レバレッジが制限されます。
ロット数 | 最大レバレッジ |
---|---|
0~40 | 500倍 |
40~120 | 250倍 |
120~200 | 50倍 |
200ロット以上 | 1倍 |
40ロットまでなら最大レバレッジ500倍で取引できますが、40ロット以上のポジションを持つと最大レバレッジが250倍まで制限されます。
そして、最終的には200ロット以上でレバレッジ1倍まで制限されます。
大きなロットで取引する場合は注意しておきましょう。
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XMのロット数/ポジション数に関するよくある質問と回答
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XMの最大ロット数と最大ポジション数のまとめ
今回はXMの最大ロット数と最大ポジション数について解説しました。
大きなロットで取引する場合は、ロット制限にも注意しながら取引をするようにしましょう。
また、XMでは豊富なボーナスキャンペーンも開催しているので、そちらも活用してトレードすることをおすすめします。
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